介護現場に多い「バーンアウト」対策マニュアル

バーンアウトの予防法「オンとオフの切り替え」

top middle bottom

MENU

更新日

オンとオフのメリハリをつける

仕事から離れることが大切

バーンアウトは仕事を頑張り過ぎている人や仕事への思い入れが強い人が起こすケースが多いといわれています。プライベートにも仕事を引きずらないように、オンとオフを区別することをまずは意識しましょう。休日は仕事のことは考えず思いっきりリフレッシュするようにしてください。1~2日の休日で回復できない場合は思い切って長期休暇をとるのもひとつの方法です。

仕事から離れることが大切

オンとオフの区別をつけるメリット

なぜバーンアウトを防ぐためにオンとオフを区別したほうがいいのでしょうか。オンとオフを分けることによって「仕事をする時はしっかり仕事に集中する」、「休む時は休む」といったようにメリハリがつきます。そうすると仕事のパフォーマンスが上がるなどプラスに作用するようになります。反対に、プライベートでも常に仕事のことを考えていると知らず知らずのうちに追い詰められているように感じ、身体的にも精神的にも大きなストレスを感じるようになります。その状態が続くと、仕事の集中力を欠いてしまったり、うつ病を発症したり、とマイナスの方に作用してしまいます。

オンとオフの区別をつけるメリット

切り替えが難しい場合はどうすればいいのか

オンとオフをしっかりと区別しメリハリをつけることが大切ですが、なかなか切り替えができないという人もいるでしょう。その場合は、「職場を離れたら仕事のことは考えない」と強く意識してみてください。自宅に持ち帰って仕事を続ける人もいますが、それはいけません。残業になったとしても仕事は職場で終わらせて自宅には持ち帰らないようにしましょう。職場と自宅をはっきりと区別することでオンとオフの切り替えも自然にできるようになります。

切り替えが難しい場合はどうすればいいのか

おすすめの過ごし方

どうしてもプライベートなのに仕事のことを考えてしまうという人はオフの過ごし方を工夫してみましょう。カラオケで大声を出したり、買い物を楽しんだりと外出して気分転換するのもいいですし、ゆっくり過ごしたい人ならネットやレンタルを活用して自宅で映画を楽しんだり、疲労を回復するために心ゆくまで眠ったりするのも良いでしょう。
もっとアクティブに休日を楽しみたいなら旅行はどうでしょうか。介護士は高齢者に寄り添い、日常生活を快適に過ごせるようにサポートするのが仕事です。しかし、変わり映えのない毎日を送っているとどうしてもマンネリ化してしまいます。旅行で気分を変えてみましょう。観光地を巡ったり、温泉を楽しんだりと非日常を楽しめます。温泉ならリラックスしながら介護士の職業病ともいわれている腰痛や日々の疲れを癒やせます。

おすすめの過ごし方

環境を変えるのも良い方法