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介護現場に多い「バーンアウト」対策マニュアル

注意しておきたいバーンアウトのサイン

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こんな症状が出たら要注意

気づいた時には深刻な状態になっている

「頭がぼんやりする」「まぶたが垂れ下がってくる」などの状態になったことはありませんか。それは身体が疲労を感じているサインです。いつもと様子が違うことが明らかなので休憩時間を長くするなどすぐに対応できます。しかし、身体だけでなく精神的にも大きな負担がかかるバーンアウトはもう少し複雑で予兆がすぐにはわかるものではありません。「仕事に対する意欲が湧かない」「創造性が枯渇している」「労働時間が少しずつ長くなっている」などのように一見しただけではわからない現象がバーンアウトのサインです。そのため、気づかないうちにゆっくりと進行し、症状が出た時には深刻な状態になっていることも少なくありません。

気づいた時には深刻な状態になっている

小さなサインに注意を払おう

バーンアウトはゆっくりと進行するため身体的な疲労のようにわかりやすい兆候はありませんが、「まったくサインがない」というわけではありません。あまりにも小さくて気づきにくいだけです。バーンアウトを防ぐにはその小さなサインを見逃さないことが大切です。ここではその小さなサインをいくつか紹介しますので、判断材料のひとつとして活用してみてください。
「仕事に集中できていない」と感じたことはありませんか。人間の脳は短期的なストレスには対処できますが、慢性的なストレスには対処できないため視野が狭くなったり、注意力が散漫になったりします。そのため、単純なタスクなのに時間がかかってしまったり、気が散って休憩が多くなったり、と集中力が続かなくなります。仕事が片づかないことでどんどんハードワークになってしまい、身体だけでなく精神的にも疲弊し、バーンアウトを起こしてしまうのです。
心身が疲弊すると情緒も不安定になります。個人的な達成感を得られなくなったり、疎外感を感じたりするようになります。職場の同僚や要介護者に対して苛立ちを感じるようならバーンアウトを疑ったほうがいいでしょう。
また、「飲酒量が増える」「職場に行くのを恐れる」「原因不明の頭痛や腹痛が増える」「仕事で疲れているはずなのに夜眠れない」「退社後や余暇の時間を楽しいと感じなくなる」などもバーンアウトのサインです。

小さなサインに注意を払おう

セルフチェックで確認しよう

このようにバーンアウトを起こす前には何らかのサインを発していることがわかりましたが、自分ではなかなか気づきにくいものです。しかし、セルフチェックツールを活用すればもっと簡単に確認することができます。以下におすすめのサイトを紹介していますので、一度チェックしてみてください。

セルフチェックで確認しよう

環境を変えるのも良い方法